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七つ橋わたり―令和四年三月二〇日

  • 3nagashi
  • 2022年3月22日
  • 読了時間: 1分

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日付が変わる21日の00:00を確認、七つ橋わたりを常盤橋から歩き始めました。

日中、浅野川は雨上がりの中、桜のつぼみも、ゆっくりと開花に向け準備をしているようでした。コロナ感染が少しずつ落ち着いてきた三連休の中日(なかび)ということもあり、昼間は浅野川や東山界隈は大勢の若い方でにぎわっていましたが、夜になると普段の東山にもどったように行きかう人影は少なく、静けさを取り戻していました。

やや冷え込む外気でしたが、歩き始めると、橋を一つひとつ渡り、小さな達成感を蓄積していく楽しみが、身体を自然と前へと進めてくれました。私たちの他にも数名の地元の方が歩いていました。

暗闇のなか無言で黙々と歩き渡る行。無心に歩き続けていると彼方と今生に感謝と祈りが湧き起こります。令和四年のお彼岸のこの日、幸いにも、地震などの自然災害、異国間での侵略や殺戮の争いは、この地にはありません。当たり前の毎日が(ケの日常)幸せであり、尊いことなのかをしみじみと感じました。

始まりも、終わりも、街並みも、全てが静寂の中にありました。

 
 
 

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​<episode01>七つ橋わたり

浅野川界隈には、昔からのおこなわれている「七つ橋わたり」という風習があります。

浅野川にかかる七つの橋をわたることで、下の病気の予防になると言われています。

ストーリーズ・エピソード01では、「七つ橋わたり」の由来や参加の仕方などの話を

聞きます。

◆日程    9月18日(祝)/22日(金)

◆時間    両日とも15:00~16:30 

◆定員    15名

​◆会場  (主計町・元お茶屋さん)一葉

◆参加費 1,000円(飲み物代・参加キット)

※「七つ橋わたり」は22日の深夜、

  正確に言うと23日 00:00にスタート

  します。

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<episode02>
卯辰山お寺めぐりと香箱ガニ

ひがし茶屋街の背後には卯辰山(うたつやま)という小山がありますが。
藩政期以前から多くの寺社が建立され、「卯辰山山麓寺院群」として、
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
山麓一帯は緑に覆われ、寺の間をつなぐ小道をたどり、金沢の市街地
を眺望しながらの散策をお楽しみください。
歴史ある古刹には、あまり人目に触れていない秘仏や秘宝も多く、
卯辰山山麓寺院群の散策は、ひと味違った金沢が発見できるでしょう。

また散策後、割烹魚常で解禁間もない「香箱ガニ」をご賞味いただきます。

◆日程    11月11日(土)

◆時間    10:00

               9:50 集合~散策/12:00 食事    
◆定員    10名様

​◆会場    卯辰山・割烹魚常(金沢市並木町1-10)

◆参加費 6,000円(税込)

     ※飲み物代別途

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<episode03>泉鏡花/朗読会

北陸放送ラジオ「鏡花の時間」でも朗読を担当するアナウンサー川瀬裕子
さんをお招きし、金沢が産んだ文豪・泉鏡花の作品を紹介いたします。
聞くものの想像をかきたて、幻想的な世界へと導いてくれます。

 

◆日程    2024年1月20日(土)

◆時間    14:00

◆語り  川瀬裕子(北陸放送アナウンサー)
◆定員    20名~25名様

​◆会場    未定(元お茶屋さん)主計町 一葉

◆参加費 1,000円(税込)

​写真提供:泉鏡花記念館

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